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日米の慣習差 / 教室の習慣

米国の Algebra・Precalculus だけの内容

Topics in US algebra and precalculus only

OpenStax Algebra and Trigonometry(Algebra 2・Precalculus の範囲)には学習指導要領解説に出てこない手法(Cramer's Rule・Descartes' Rule of Signs・rotation of axes)が入る(IM Algebra 2 には出てこない)。名前で検索すれば手順が分かる。

日本

高等学校学習指導要領解説にクラメルの公式・デカルトの符号法則は出てこない(数学II は簡単な高次方程式を因数定理などで解くが、係数の符号から正の解の個数を見積もることは書かない)。連続複利の考えは、解説の数学III が e を導入するところに例として出てくるだけで(1 年間の合計の金利を一定にして、金利がつく間隔を 1 年・1 月・1 日…と短くしていくと元金が何倍になるかを考え、その極限が e だとする)、A = Pe^{rt} で解く問題は書かない。二次曲線を回転させて考えることは、数学C の平面上の曲線では扱わないと明記する。無理方程式は、解説では理数に関する学科の科目「理数数学I」の発展・拡充の例として、分数方程式と並べて挙げられるだけである。

米国

OpenStax Algebra and Trigonometry は Cramer’s Rule(11.8)・Descartes’ Rule of Signs(5.5)・連続複利(compounded continuously、6.1)・座標軸の回転(12.4 Rotation of Axes。xy の項をもつ二次曲線を扱う)を扱う。radical equations は OpenStax Intermediate Algebra(8.6 Solve Radical Equations)と Algebra and Trigonometry(2.6 Other Types of Equations)が扱う。